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3.地球の聖地、モナルカ蝶のミチョアカン 4.メキシコ市内観光とテオティワカン
5.タイルの家の物語その1、その2 6.タイルの家の物語その3、その4
5.タイルの家の物語その5、その6 6.タイルの家の物語 最終章
 

カリブ海 その1

【 〜その3〜 】

我が一家が乗り込んだ「カリブ海クルージング」は、7日間コースで、カリブ海のプエルトリコなどの島を訪ねるものであった。マイアミを出航して、キューバ、ハイチ・ドミニカ島を通り越し、プエルトリコ島に着くまで、丸一日かかるのである。船内で3000人もの船客が丸一日、無事に過ごさなければならないのだ。もう、船は飽きたから、と言って、船外へ出る事も不可能である。

飽きずに過ごす方法を見つけに甲板に出てみると、何と!累々と横たわる赤マグロの大群に遭遇した。奇妙な事に、マグロが全員水着を着ているのである。サングラス着用、ビール片手のマグロまでいた。しかし、魚尾はなく2本足をしていることから、単なる人間である事に気付くのに、時間は掛からなかった。この赤マグロ大群の正体は、きっと、アメリカ北部の春の訪れ遠い、薄暗い地方の集団に違いない。

イースターのこの時期は、とっくに春なのに、アメリカ北部はまだ冬で、太陽が20日間も出ない事がある。我が家もシカゴ滞在中に長い、長い越冬体験をした。天気予報が「皆喜べ!明日は20日ぶりに太陽が出るぞ!」と叫んでいたのを思い出した。その集団が空全面太陽ばかり、朝から晩まで無料太陽体験をほって置くはずがない。「白い肌のままで帰ってたまるか!赤マグロだって怖くない!?」という意気込みさえ感じる、気合の入った日光浴風景であった。

では、日没後の退屈な時間をどう過ごすのであろうか。それは、クルージングのハイライト、豪華絢爛ディナーである。これは船客3000人が主人公になって、舞台にオン・ステージするがごとく、皆ウキウキ、ドキドキ、どんなブスでも超美しく見えるから不思議である。そうなるには、スタンバイに時間が掛かる。2時間前から歯磨き、シャワー、マニキュー、ぺ二キュー、付けまつげ、ヘアーセット、変顔化粧術を駆使して、この日の為に買い求めたロングドレスで身を固め、ディナーにオン・ステージ。彼女をエスコートする男性も、どこか嬉しそうである。クルージング後、人口増加があっても不思議はない。

このような、たった1日の船上生活にさえ、イベントを用意して、何とか船客を退屈させまいという気配り精神には感銘を受ける。この気配り欠如の為か、危うく一命を失いかけた天才船乗りが、500年ほど前にいた。其の名は泣く子も黙る?クリストファー・コロンブスである。なにしろ彼は、1492年8月3日、スペインのセビリャ港を出航、イベントなしで70日間も海面を眺め、「陸はまだか?陸は見えぬか?」と水夫に連発したことだろう。連発された水夫はたまったもんではない。「コロンブスの旦那は、長くて20日も航海すれば、陸が見えると言ったではないか?!しかし、70日間海ばかり。話が違う!詐欺だ!」と暴動寸前に陸が見え、コロンブスは一命を取り留めたらしい。

だが、私は水夫諸君に言いたい。「コロンブスの旦那は、詐欺師」ではないのである。其の当時の皆様方同様、アメリカ大陸の存在を知らず、小さい地球を想定していて、インドまでの西回り航路の距離を、本当の五分の一以下の2600kmと換算し、1日に130km、20日もあれば充分と踏んでいたようなのだ。それよりも、人類史上初の西回り航路の偉業を噛締めて貰いたい。今までの航海といえば、ナメクジもびっくり!という沿岸べったりの航海法であったのを、コロンブスの旦那が、「ナメクジよ!飛び魚になれ!」とばかり、島さえない、無印西回り航海を決断、羅針盤だけを頼りに70日間も耐えた根性は賞賛に値するではないか!

このコロンブス根性の発祥原は何か。それはマルコ・ポーロの『東方見聞録』である。コロンブスの航海の200年ほど前に書かれたこの書は、青年コロンブスの好奇心を燃え立たせ、特に日本について書かれたこの部分、「ジパングは、カタイ(中国大陸)の東の海上1500マイルに浮かぶ独立した島国である。莫大な金を産出し、宮殿や民家は黄金でできているなど、財宝に溢れている」を読んだコロンブス青年の瞳は金色に輝き、髪の毛も金髪に染まったに違いない。ファンタジーはいつの時代でも人を引き付けるが、それを現実のものにする人間は、コロンブスなど、ほんの少数である。

彼は「ジパング」をついに発見(?)し、エスパニョーラ島、つまり「スペインの島」と名付けた。ところが、そこは現在のハイチ・ドミニカ島であった。ここの島民がコロンブス一行を迎えたとき、金の飾りを着けていた事から、「黄金の島、ジパング到着!」と思い込んだようだ。コロンブスは心の中で、「ジパング日本は、常夏の国、衣服無用で、腰蓑ばかり、飾りと言えば、黄金ばかり」とつぶやいた事だろう。これぞ、コロンブス一世一代の大誤解。東北の冬をご存じないらしい。

その4へ、続く

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