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5.タイルの家の物語その1、その2 6.タイルの家の物語その3、その4
5.タイルの家の物語その5、その6 6.タイルの家の物語 最終章
 

カリブ海 その5

【 〜その11〜 】

巨大「クルーズ船」で賑わうカリブ海には7000ほどの島があるという。そのほとんどが小島で、入り江の多い入り組んだ地形をしている。ここは400年ぐらい前、海賊がウヨウヨしていて、超危険海域であった。当時の海賊数は数千人と言われているが、もし本当だとすると、海賊一人に付き、島二つという計算になる。カリブ海中が海賊船の隠れ家のようなもので、見つけようとしても不可能な状態である。どうりで、海賊時代が二世紀近く続いた筈である。

海賊と言えば、勇敢で、戦闘に強く、権力に従わず、自分の世界に生きる男の中の男、海賊は男に限るとういイメージがあるが、これが違うのである。まずは画像をご覧あれ。これは「宝塚歌劇」のポスターでは断じてない。宝塚歌劇の男役のように見えるのが、伝説の女海賊アンとメアリーである。伝説になるほど数奇の運命を送った二人だが、実在の人物であった。時は1700年の初め、場所は勿論カリブ海。職業は海賊であるが、始めから海賊だった訳ではない。

まず、アンの人生を紹介しよう。アン・ボニーは、アイルランドで、高名、裕福な弁護士とメイドとの間産まれた。不倫を犯した父親は元妻と職を捨て、アンとその母とを連れてアメリカに移住し、プランテーションを購入。それが大成功して、アン一家は富豪、父親は地元の名士になった。普通なら、アイルランドでメイドの私生児として生まれたアンが、アメリカで富豪、名士の令嬢として育ち、やはり名士のボンボンとめでたく結婚して、幸せな人生を送るというハッピーエンドの人生になるはずである。ところが、そうはならなかった。何が彼女を海賊にしたのだろうか。それは、なに不自由ない農場の生活であった。アンは退屈していたのである。年頃になって、三流海賊ジェイムズ・ボニー(James Bonny)と知り合い、父の反対を押し切って駆け落ちし、バハマへと移ってしまったのだ。

しかし、そこでジョン・ラカムという元有名海賊で、廃業して普通の人になっていたイケメン男と出会う。アンは二十歳の女ざかり、それに、かなりの美貌。一方のジョン・ラカムもスマートな紳士?であったそうな。二人はたちまち恋に落ちる!(ジャーン!)。それに二人には共通の趣味があった。海賊生活である。ジョン・ラカムも地上の普通のオジサン生活に飽きていたし、アンも三流海賊と結婚しているだけでは、つまらなかったのであろう。そこで、やっぱり、海賊にキチンとなろうと、退屈な夫をふって、元有名海賊ジョン・ラカムとカリブの海に乗り出した。彼女は大柄だったそうで、男装をして海賊の一員として乗船したという。

ジョン・ラカム&アン海賊業の初仕事で略奪した船に、見目麗しい青年船員が居た。アンはその立ち振る舞いの美しさに魅了された。しかし、そればかりではない、この青年船員はカットラスの名手でもあった。カットラスは刀身が短く剣先が鋭く、船など狭い場所に最適に武器で、海賊の必需品であった。全てがカッコイイのである。アンがこの美青年をほっておく訳がない。誘惑して、自分は、本当は女で、男装をしているだけであるので、あなたのような素敵な男性と是非お付き合いしたい、と申し出たらしい。すると!青天の霹靂か!神の悪戯か!この見目麗しい青年船員はアンの申し出を断ったのである。落胆したアンが詰め寄ると、青年船員曰く「実は、僕、いや、私も女性なの。名前はメアリー、どうぞ、よろしく」と告白したのであった。『これって、「宝塚」劇の話じゃないの??』と不信に思うでありましょうが、史実なのであります。まさに「事実は小説より奇なり!」。

メアリーもアン同様に男装をして、乗船していたわけだが、その理由はアンとは違っていた。アンのように退屈が原因だったのではなく、生計を立てるためであった。彼女はロンドンの船乗りの私生児で、母親一人に育てられたが、船乗りの両親が、孫が男子であれば、養育費を援助する、と言ってきたので、男装をさせられて、大きくなった。そして、男子として職を得る為、陸軍に入隊したが、そこで同室の青年士官を恋してしまう。ある日、この青年士官に、実は自分は女性で、あなたに恋している、と告白したそうである。今まで同僚と思っていた男性が、女性と知って、青年士官は天井に頭をぶつけるくらいビックリ仰天したようだが、何と!二人は目出度く結婚した。そして二人とも軍隊をやめ、食堂を開き、けっこう繁盛していた、という。 このままでいけば、幸せで、平凡な人生を送れる筈であったが、不運にも、夫が急死、店を閉めざるを得なくなり、メアリーは、またまた、男装をして船員の職に就くのであった。そして、彼女が始めて乗船した船が、ジョン・ラカム&アン海賊業の初仕事で略奪されてしまうのである。その時、男装のメアリーは、誰よりも勇敢に戦い、カットラス剣の腕前は、海賊たちをうならせるものだったので、ジョン・ラカム船長は彼女、いや、この青年船員を海賊仲間にスカウトしたのであった。

アン&メアリーは女性としての出会いからまもなく、処刑される運命に見舞われるが、その経緯は紙面の都合上、次号にゆずる事になる。

その12へ、続く

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